一般不妊治療
- 不妊治療のファーストステップです
- 「タイミング療法」と「人工授精」の2つの治療法があります。患者さまにとって比較的負担の少ない治療法であり、まずはじめに行なう不妊治療になります。
【治療法1】 タイミング療法
【タイミング療法とは】
タイミング法とは、排卵日の予測をするのが自分では難しい場合に、夫婦生活のタイミングを指導していく治療法です。条件をクリアしており、妊娠を非常に急がなければいけない事情がなければ、もっともお二人にとって負担の少ないタイミング療法からスタートすることができます。生理不順の方、結婚後なかなか妊娠とならない方には、排卵障害が原因の場合もございます。
【こんな二人に適応】
・生理不順の方
・夫婦生活をいつ取ればいいかわからない方
【治療法2】 人工授精(AIH)
【人工授精(AIH)とは】
人工授精とは、精子を洗浄濃縮して元気な精子たちを選び、カテーテルを用いて子宮内に注入する治療法です。夫婦生活の場合の精子のスタート地点は腟内ですが、人工授精では子宮の奥になりますので、卵子を目指す旅の距離は、およそ半分になります。
【こんな二人に適応】
・運動精子が少ない(乏精子症)
・運動精子の割合が低い(精子無力症)
・抗精子抗体陽性
・性交後検査結果不良症例
・適切な性交ができない場合
・原因不明で長期治療している場合