一組でも多くのご夫婦に、奇跡が起こるよう祈っています
Desire
〜自分の大切な人に渡す本〜
彼女が彼氏に、彼氏が彼女に
妻が夫に、夫が妻に
母が娘に、父が娘に、祖父が孫に、祖母が孫に
会社がスタッフに、親友が親友に
女性には自分の体を大切にしてほしい
男性には女性の体を理解してほしい
家族が会社が妊娠や治療を支えていく立場になれるように……
理事長 木下孝一
内容紹介
待望の赤ちゃんを少しでも早く授かるために
全国平均より高い妊娠率を誇る不妊治療専門クリニックの院長が
妊活、不妊治療の正しい知識と現状を分かりやすく伝授。
目次
第１章 あなたの妊娠はここから始まる
- ・根も葉もない情報に、振り回されてはいませんか？
- ・食事に関する流行りの情報だけに惑わされないで！
- ・「自然派志向」になりすぎてはいませんか？
- ・「最先端の不妊治療は最後の手段」と考えてはいませんか？
- ・正しい知識をもとに、最適な治療を選ぶことが大事
第２章 データで学ぶ不妊治療の正しい知識
- ・できる男は知っている！男と女の体の違い
- ・妊娠の定義とは
- ・不妊症の定義とは
- ・３０歳から４０歳までの間で女性の妊娠率は劇的に下がる
- ・不妊治療を始める前に
- ・体外受精はもはや特別な治療ではない
- ・体外受精で一人の赤ちゃんが生まれるのに必要な卵子の数
- ・体外受精で生まれる80%の赤ちゃんが、凍結卵から生まれている
- ・不妊治療における流産率について
- ・不妊治療に費用はどれくらいかかる？
第３章 短期間での妊娠を目指すために……症状に合わせた不妊治療の進め方
- ・不妊治療、具体的に何から始めればいい？
- ・【STEP1】検査で自分の体を知り、治療方針を立てる
- AMH検査で現在の自分が持つ卵子の数を知る
- AMH値を知ってから妊活プランを立てる
- AMH値で妊娠率はわからない
- AMH値で基準値や正常値を設定することはできない
- ・【STEP2】本格的なタイミング療法の開始
- 夫婦の希望や状況に合わせてタイミング療法の回数は変わる
- 日本は世界に比べ、タイミング療法の指導が多く必要とされている
- 精子はためずに射出する
- ・【STEP3】人工授精の開始
- 女性の年齢によって推奨する回数は変わる
- 人工授精の治療の流れ
- ・【STEP4】高度生殖医療の開始
- どこで高度生殖医療を受けるかは、クリニックのコンセプトを見て決める
- 高度生殖医療の流れ
- 卵子は育つために毎月1000個エントリーするのに、排卵するのは毎月１個だけ
- 自分の体に合わせたホルモン治療により45歳以上で更年期の状況から出産した方も
- 「卵巣刺激はどの方法がいい？」はもう古い
- とれた卵子はすべて良い卵子？
- ・不妊治療に副作用はあるのか？
- ・妊娠によって起こる体への負担
- ・不妊治療は何歳までやるか
- ・不妊治療はどこまで続けるべき？
- ・女性が閉経する理由
第４章 事例から学ぶ妊活がうまくいくコミュニケーション術
- ・妊活中の「どうしてわかってくれないの？」は男性には禁句！
- ・妊活中の「今日は無理」は女性には禁句！
- ・不妊治療中の「もう少しセックスしておけばよかった」は夫婦で禁句！
- ・いつ子どもが欲しいのか、時期を具体的に話し合う
- ・やってはいけないことばかりを指摘しない
- ・妊娠で女性は母になり、男性は恋人気分のままである
- ・妊活夫婦のコミュニケーションには、医師をうまく使う
- ・妊活は二人で取り組むもの
- ・夫婦でしっかり向き合うことが大切
- ・不妊治療中は妊活友達をつくらない
- ・体外受精のステップで夫婦の絆はより深まる
第５章 つらい時期を乗り越え深まる夫婦の絆、一緒に取り組む妊活はかけがえのない想い出となる
- ・不妊治療を卒業したカップルのリアル
- ・妊活をとおして初めて知ったお互いの本音
- ・もし授かれなくても、不妊治療で得るものはあるのか
- ・不妊治療を諦めても、つらい時期を乗り越えた二人は絆が深まる
私には夢があります、それは
「自分の人生をかけて１人でも多くの患者さんに妊娠してもらうこと」
夢をかなえるために必要な準備と覚悟が多くあります。
大切な人が最短で幸せになる方法の一冊になれば幸いです
理事長
